この記事は下記のような人にオススメです!
・農業に興味がある方
・会社員をしながら農業をしたい方
・会社を辞めたい方
会社、辞めたいと思いませんか?
- 自分にスキルが身につかない業務
- 毎日当然のように残業
- 嫌な上司にも従わざるを得ない日々
今回の記事では、他県出身・農地無し・農業経験無しの僕が、どのようにして農業を始める事ができたのかについて解説しています。
この記事を読んで、【こんな生き方もあるよ】という事をお伝えできればと思っております。
会社からの脱出を目標に
22歳秋。会社員も5年目となり、工場勤務で毎日同じ作業の繰り返しに嫌気がさしていました。
自分のスキルアップには繋がらない作業を繰り返す日々、本当にこれでいいのだろうか・・・
そんなある日、会社の同期との話の中で「そんな現状を変えたい」と意気投合しました。
何か起業をして会社脱出をしよう!
色々な事業を考えた結果、農業が良さそうだという結論に至りました。
農地探し。あてもなく不動産屋を巡る
農業を始めるには農地が必要だ! 農地も土地だし、土地の事なら不動産屋だろう!
じゃあみかんをつくりたいから、山の土地を探してみよう!
当時は何も知らず、農地も不動産屋さんで買えると思っていました。笑
同期と二人、めぼしい地域の不動産屋さんを数件ほど回りました。
山の土地などを扱っていないですか?
たしかそう聞いて回ったと思います。
山の土地は扱ってないですね~
親切なところは、「そういう話があったら、ご連絡します~」と連絡先を聞いてくれたところもありましたが、山の土地を扱っている不動産屋さんはありませんでした。
しかしそんな中、ある不動産屋さんで状況が急展開を迎えます。
農家をやっている知り合いがいるから、連絡してみますね!
何か手掛かりが掴めるかもしれないよと連絡を取ってもらう事になったのです。
不動産屋さんからつながった縁
後日、紹介していただいた農家さんとお会いしました。
とても優しい方で、僕たちの農業をやりたいという思いを受け取ってくださり、
数十年前は畑だったが、現在は竹林となっている土地をお借りする事になりました。
土地開拓の日々
お借りしたのは、更地ではなく竹林です。まずは更地にすることから始まります。
竹は、皆さんも見慣れている地上に出ている部分と、地中にある【地下茎】という部分があります。
この地下茎が非常に厄介です。
詳細については割愛しますが、地上部を切っただけでは地中の地下茎は生きています。
そして次の春にはその地下茎から、新しい竹(タケノコ)が引くほど生えてきてあっという間に竹林に逆戻りです。
それを防ぐには、地下茎を重機で掘り出した後、再生しないように土と地下茎を分離する。
これが最短です。ですが最高に費用が掛かります。笑
現在のプランは、後述のみかん農園で資金を集めた後に、その工事をする予定で考えています。
まだすぐには農園にはできませんが、土地を貸していただいた気持ちが嬉しくて、現在も土地の開拓を進めています。
そうしたある日、竹林の開拓をしていた僕たちに声をかけてくださった方がいました。
数年間未耕作のみかん畑を借り受けることに
同期の知り合いに、
みかん農家をやっていたが、手が回らず数年間放置されているみかん畑を、やってみないかとの話を頂きました。
高齢になり、手広くやっていたみかん畑の一部に手が回らなくなっていたとのことでした。
高齢化が進む中、今後このようなケースは増えてくると思います。
こんな流れで、僕は農業をスタートする事が出来ました。
まずは行動する事が大切
平日は会社員・休日はみかん農家。実践しながら技術を学ぶ事ができる。
最初は【経験】も【土地】も無かったですが、たった1年程でここまで状況は変わります。
みかん農家2年目の今年は、収量1トンを超えるほどになりそうです。
沢山試行錯誤して、失敗もしてきましたが、すべてが本当に良い経験となり、自分の財産となります。
休日など、多少自分の時間を犠牲にする必要はありますが、得られることの方が大きいと僕は思います。
今後は農業を本職にできることを目指して
今後も技術の習得・品質の向上を行い、さらなる収益アップを実践し、専業農家となるのが第一のゴールです。
自分達の自由は、自分の手で勝ち取るしかないです。
少なくとも僕は、そういう人生を歩みたいと思っています。
ぜひこの記事を読んでくださった方で、現状を変えたいと思った方は挑戦してみてください。
コメントやtwitterにて質問等も受け付けていますので、そちらもチェックしてくださいね♪
本気で取り組む方を、僕も心から応援します!
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